【行動分析】~心理的安全性のつくりかた~
自分のチームに心理的安全性はあるのか?
チームを観察してみてください。
・大多数が同意見でも、反対意見があれば発言できているか
・問題やリスクについて、率直に話しができているか
・知らないことやわからないことについての質問が積極的に出ているか
・問題が起きたとき、犯人捜しではなく建設的に解決策を考える雰囲気があるか
・チャレンジや挑戦が歓迎されているか?
・前例や実績がないものでも、取り入れることができているか?
・お互いに、個々の強みや個性を理解し、発揮し合えているか?
「心理的安全性」が担保されている場は、報連相や情報共有がとても円滑な状態。
お互いの仕事や状況を把握して支援し合い、立場に関係なく率直な意見やアイデアを出し合って挑戦していけるため、チームのパフォーマンスが最大限に発揮されます。
ではチームの中に「心理的安全性」を醸成するためにどうすればよいのか。
リーダーとして何ができるのか。 その助けとなるのが「行動分析」。
人間の行動は「きっかけ」と「みかえり」で制御されている、行動分析ではそのように考えられています。
「きっかけ」によって生じた行動に対して心地よい「みかえり」を与えるとその行動は強化され、不快な「みかえり」を与えるとその行動は弱化されます。
あなたのチームでは部下のとった行動や発言に対してリーダーはどのような「みかえり」を与えているでしょうか? 行動分析を活用して、一人ひとりの行動を変容させていくことでチームの心理的安全性を向上させていきましょう。